赤ちゃんと行く旅行では、何に気を付けたらいい?
コロナとの付き合いも3年目に入り、感染状況をみながら旅行を計画するママもいるのではないでしょうか。
赤ちゃん連れの旅行は、大人だけで行く旅行に比べて準備も念入りにしたいですね。
この記事では、赤ちゃんと旅行に行くときの注意点を、「荷造りのポイント」と「体調管理のポイント」に分けて、ご紹介していきます。
現地でママや赤ちゃんが困ることがないように、参考になると幸いです。
赤ちゃんと旅行に行くときの荷造りのポイント
赤ちゃんとの旅行は荷物が多くなりがち。
「赤ちゃんとの旅行ははじめてだから、何が必要かイメージがわかない」
「忘れ物をして慌てるのもいやだけど、荷物が多くなるのもいやだな」
そんなママへ、赤ちゃんと旅行に行くときの荷造りのポイントを紹介していきますね。
効果的な荷造りをする工夫
持っていこうとしているものが、旅行先で買うことができないかやレンタルすることができないか、お店や旅館・ホテルに問い合わせてみましょう。多少割高になっても、荷物が減る方が助かる場合があります。また、旅行の為にわざわざ購入する必要がなくなるものもあります。
旅先でコインランドリーで洗濯し、着替えの荷物を減らす方法もあります。
忘れ物をしないようにする工夫
自分なりのチェックリストを作る
赤ちゃんの月齢や行先によって、持ち物は変わってきます。自分なりのチェックリストがあると、足りないものを買うのにも役立ち、出発前の最終チェックにも役立ちますね。
何人もの目で確認する
一緒に旅行に行く大人が他にいる場合、忘れ物がないか一緒に確認してもらいましょう。自分だけでは気づかないことがあるものです。特にママは赤ちゃんの持ち物に必死になって自分の持ち物を忘れがちなので注意しましょう。
参考に♪基本の持ち物
授乳に必要なもの
具体的には→ミルク、哺乳瓶、消毒物品、授乳用ケープなど
まだ授乳が必要な赤ちゃんとの旅行の場合、授乳に必要な荷物を忘れずに持っていくのは大切なポイントですね。母乳をあげている場合は持ち物だけではなく、どこでどうやって授乳するか考えておくことが大切です。ミルクの場合は、ミルクを作るのに必要なお湯をどうやって用意するや哺乳瓶をどうやって消毒するかも考えておいたほうがいいですね。ややお値段はかかりますが、ミルクを作る必要のない液体ミルクもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
食事に必要なもの
具体的には→ウェットティッシュ、手指消毒液、お茶、水筒やマグ、食器、お食事エプロン、レトルト離乳食、おやつなど
離乳食が始まっている赤ちゃんの場合、旅行中の食事は悩むポイントではないでしょうか。離乳食の進み具合によって、旅行先のお店や旅館・ホテルの食事がどの程度食べられるかが変わってきますね。レトルト離乳食もいろいろな種類が売っていますので、旅行前に家でいろいろためしておくのがおすすめです。
身の回りのお世話に必要なもの
具体的には→着替え、おむつ、おむつ替えシート、おしりふき、お気に入りのおもちゃ、ビニール袋、くし、歯ブラシ、子ども用のボディソープやシャンプーなど
着替えは普段より多めに用意しておきましょう。レジャーなどで思いのほか着替えが必要になることがあります。
また、旅先では予想していたより、気温が熱い・寒いということがあります。天候や旅館・ホテルの空調にあわせて、服を調整できるといいですね。
環境が変わって不安になりやすいお子さんには、特にお気に入りのおもちゃをもっていくことが安心につながり、おすすめです。
体調管理に必要なもの
具体的には→体温計、薬、絆創膏、母子手帳や保険証
いつもと違う環境で、いつもと違う生活になることにより、旅行中は体調を崩すことがあります。いざというときに慌てないように準備しておきましょう。
また、いつも飲んでいる薬がある場合は絶対に持っていくのを忘れないようにしましょう。
レジャー用品
具体的には→レジャーシート、子ども用日焼け止め、帽子、レジャーグッズ(遊びの内容にあわせたもの)
意外と忘れがちなのが日焼け・熱中症対策のグッズです。こまめな水分補給といっしょに忘れないようにしましょう。
その他、ベビーカー、抱っこひもなど必要なもの
旅行先での赤ちゃんの体調管理のポイント
たくさん準備して楽しみにしている旅行も、赤ちゃんの体調が悪くなったらそれどころではなくなってしまいます。
「赤ちゃんとはじめて旅行に行くけど、体調が悪くならないか不安」
「旅先で赤ちゃんがしんどくなったらどうしよう」
そんなママへ、旅行先での赤ちゃんの体調管理のポイントをご紹介します。
旅先で起こりやすい赤ちゃんの体調不良とは
疲れ・睡眠不足
旅行先では、赤ちゃんにとっていつもと違う刺激がいっぱいです。
赤ちゃんはテンションが上がると、いつも昼寝する時間になかなか寝なかったり、夕方の変な時間に寝てしまい夜なかなか寝ない、ということがよくありますね。
「旅行の時くらいいいか」と思いがちですが、赤ちゃんの疲れや睡眠不足は翌日以降の体調不良につながるので、気を付けたい点ですね。
スケジュールをきちきちにせず余裕を持たせておくことで、旅行先でもいつもの赤ちゃんの生活リズムをなるべく保つことができると思います。
食事や入浴の時間がずれることでリズムが崩れることもあるので、時間がはっきりわからない場合、ホテルや旅館にあらかじめ確認しておきましょう。
お腹の調子が悪くなる
旅先で環境が変わり、赤ちゃんのお腹の調子が悪くなることはよくあります。
また、旅先での気候が思ったものと違ったり空調が寒くて、体が冷えてしまうときもありますね。
着替えは普段より多めに、そして気候によって調整できるように種類を多く用意しておきましょう。旅先の気候が、思っていたのと違うこともよくあります。
すぐに着脱できるような羽織タイプの服を持っていくのもおすすめです。
熱中症
真夏だけでなく、5月ころから秋口まで注意が必要なのが熱中症です。赤ちゃんは大人よりも暑さに弱く、特に注意が必要です。
旅行では屋外で過ごすことも多くなるので気を付けたいですね。
体調悪化の予防のために、赤ちゃんの様子をよく観察しよう
赤ちゃんは体の不調を感じても、自分で適切に訴えることができません。
からだの予備力が低いので、ちょっとしたことですぐに体調が悪くなってしまいます。
旅行中はよく子供の様子を観察しましょう。
一番のポイントは「機嫌が悪くないか」です。機嫌が悪くてグズグズしているときは、どこか痛いところやしんどいところがないか、熱っぽくないか、顔色や排泄の状況などをよく観察することをおすすめします。
客観的な情報として、体温を測るのも良いと思います。
旅先で赤ちゃんの体調が悪くなったときは、思い切った予定変更も必要
「少し熱っぽいような気がする」「なんだか元気がない」
旅先での赤ちゃんの様子をみてそう感じたら、思い切って予定を変更することをおすすめします。
旅行は楽しく刺激的ですが、予想以上に赤ちゃんに負担となることもあります。
行先を一か所減らして早めにホテルでゆっくりする、やろうと思ったレジャーをやめるなどの工夫でスケジュールに余裕が生まれます。
早めに対処することで、それ以上体調が悪くなるのを防ぐことができますよ。
困ったときは、 遠慮せずにまわりに助けを求めよう
明らかに赤ちゃんの体調が悪くなった場合は迷わずに病院受診したほうがいいですね。そんな時に備えて、保険証や母子手帳を持っていくことも忘れないようにしましょう。
また、いったん休息をとりたい場合や受診の相談をしたい場合などにおすすめなのが救護室です。
旅先のレジャー施設にはたいてい救護室という体調不良やけがをした人に対応してくれるところがあると思います。
困ったときは家族だけで対応せず、そういったところを活用しましょう。
まとめ
今回の記事では、赤ちゃんと旅行に行くときの注意点をご紹介してきました。
旅行前の荷造りと、旅行中の体調管理が上手くいくと、楽しい旅行になること間違いなしです♪
みなさんが旅行に行くときに、少しでも参考になればうれしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。